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観音寺温泉と観音さま(かんのんじおんせんとかんのんさま)

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1100384
更新日
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観音寺温泉の歴史は古く、人皇72代白河天皇の御代、応徳元年(1084)の発見で、享保2年(1717)すでに御領へ納税し開湯しており、旧北国街道に人馬の往来が盛んであったころは、弥彦宿唯一の湯治場として繁盛したといわれます。
なお、遊郭数個は観音寺久左衛門の支配に属し、弥彦参りの客の接待をしたものという古老の話もあります。
観音寺の縁起を要約すると、 龍岡山境の雅関風景は近傍卓絶の地なり、本尊は北畠中納言時定公護念仏で、 戦地にも常に俸給し、尊像聖徳太子18歳の作なり、一度祈念すれば一つと して感応せざることなし、即ち水火の難に遭うことなく、怨賊のために害せ られず、反って投帰せしむ、 男を求めんと欲すれば、福徳知恵の男を産し、女を求めんと欲すれば、端正 有相にして愛嬌多き女を産する、 とあります。
なお、当国23番の霊地で、大正のころまで栄えたといいます。
温泉関係には、黒鳥兵衛の乱に負傷した数多の将兵たちが、傷の治療に利用したのが観音寺温泉であるといわれています。

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