親鸞聖人手植えの椿(しんらんしょうにんてうえのつばき)
弥彦で林部四郎左衛門家に立ち寄った聖人は、四郎左衛門の弟林部市右衛門方にしばらくの間、杖をとどめて教えを説いていました。市右衛門家は後に助右衛門、七右衛門とも言われたそうです。
当時、愛用の椿の杖を聖人自ら同家の裏庭に植えたものが、成長して枝下3間の大樹となりましたが、天保の大火で焼け、現存するものはその2代目です。明治時代までは巡拝の信徒が、よくその葉をいただいていったといいます。
住む宿の 栄うためしを 玉椿
八千代経ぬとも 春秋の色
浪花の人たけよし記す
(林部家所蔵)
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