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四足二足(よんそくにそく)

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1100370
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天香山命(あめのがごやまのみこと)は、孝安天皇元年2月2日、一世の功業を終えて亡くなられ、山頂に葬り申し上げました。
あるとき第二世五田根命(いつたねのみこと)がお墓参りに上られると、白い鳥が稲穂をついばんできました。一方からは黒い鳥が鮮魚を含んで飛んできて、共にお墓に供えて飛び去りました。五田根命はこれをご覧になって、
「鳥類も心あって父神のご霊前にお供えするのだろう。」
とその優しい心根に感動され、そのときから四足二足(鳥類)の肉を召しあがれないようになりました。
弥彦の社家や住民が近代になるまで肉や卵を食べない慣わしがあったのは、その風習に由来するものと伝えられています。

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