やひこのホタル

やひこのホタル

ほたる

見ごろ:6月中旬~6月末頃

夏の訪れを告げるホタル。
弥彦山麓の豊かな自然の中でホタルが飛び交う姿が鑑賞できます。
かつては村内各地のホタルの乱舞が見られましたが、河川改修や農薬の使用、生活廃水などによりほとんど見られなくなりました。
その後、「やひこホタルの会」の会員の皆さまを中心に村ぐるみの取り組みと多くの方の協力により、弥彦公園内のもみじ谷から発生したホタルが村内各地に拡がり、年々ホタルの数も増え、今では村内各地に自然のホタルの乱舞が見られるようになりました。
豊かな自然環境で飛び交うホタルをご鑑賞ください。

やひこホタルのマップはこちらからご覧ください。(PDFファイル)

源氏ほたる

源氏ほたる

雄:体長約1.5cm 雌:体長約1.8cm
源氏ほたるは本州、四国九州に分布し、あまり感染されていない山里近くの小川に生息する大型のほたるです。県内では山のある市町村のほとんどで6月中旬頃飛翔しています。雄の飛翔中の発光までの時間(発光周期)は一般的にはフォッサマグナを境に西側が2秒、東側が4秒に分かれます。しかし、新潟県内ではほとんどの地域で発光周期は2秒前後で、これは西日本型のほたるが入ってきたためと考えられています。
6月になると成虫になって土から出ます。成虫の寿命は約1週間。最も多く飛翔するのは、日が暮れて1時間の間です。光のラブコールを送りながら飛翔しているのは主に雄で、雌は木の葉や草の上に止まって、雄が近づくと光ってこれに応えます。

平家ほたる

平家ほたる

平家ほたるは日本全国に分布し、地域によっての個体差があります。一年中水の枯れない田んぼや小さな用水路に生息します。
6月から8月にかけて見られます。雄は瞬くような光を放ち、発光時間は約1秒です。雌は雄よりも長い約3~6秒の範囲で不規則に発光します。