弥彦湯かけまつり
4月上旬に開催
「弥彦温泉」の歴史は古く、今から約千年前にさかのぼるといわれ、もともと弥彦神社末社の湯神社(石薬師様)は弥彦温泉発祥の源となります。
「湯かけまつり」は湯神社より神湯を戴き、その湯を担ぎ御祈祷の祭儀がおわると湯曳き車に神湯をのせ、木遣りの掛け声とともに町内をまわり、神湯を青笹で祓いかけながら、無病息災、厄除開運、商売繁盛、学業成就を祈願するものです。
開催日:毎年4月上旬
場所:弥彦駅~弥彦温泉街~弥彦神社
【開催にあたってのお願い】
湯かけまつり 当日は弥彦地内で臨時交通規制が行われます。皆さまにはご迷惑をおかけしますが、ご理解、ご協力をお願いいたします。
桜まつり …毎年ヤホールでイベントをしています。湯かけまつりと同日に開催。
弥彦燈籠まつり
開催日:7月24日~7月26日
場所:弥彦温泉街~彌彦神社
古より弥彦に伝わる夏の大祭“弥彦燈籠まつり”は、この土地の熱気が一つになる三日間の祭典。
以前は旧暦6月14日を中心に執行されておりましたが、現代の時勢にあわせて昭和36年から現行の7月25日中心に改められました。
7月25日の夜は県下各地の講中から献燈の大燈籠と、地元氏子より献燈の小田楽燈籠多数が、神歌楽・天犬舞の両舞童、宮司以下神職、総代役員らの供奉する二基の御神輿を中心として、その前後に連なり渡御を展開します。
伶人の奉する道楽の音も賑々しく延々1キロ以上の灯の大巡行は神社を出発し、町を2時間余りにわたって一巡し、再び拝殿前に帰ります。そして、拝殿前に特設された舞殿の周囲を大燈籠が取り囲み、その中で一社古伝の秘曲 神歌楽・天犬舞が厳かに奉奏されて深夜にようやく終了。
翌26日には還御祭が執行され、一切の神事の幕を閉じることになります。
弥彦菊まつり
開催日:毎年11月1日~11月24日
場所:彌彦神社 境内
菊日和に誘われて晩秋の彌彦神社を飾る祭典。
毎年11月1日から11月24日まで越後一宮彌彦神社の境内で開催される弥彦菊まつりは出品者数・出品品目において全国随一の規模を誇る菊花大展覧会です。
菊まつりは弥彦の秋の風物詩として期間中多くの人出で賑わい、県内外の菊作り愛好者が1年間丹精込めて育てた名作4千鉢が出品されています。
1本の菊から数百の花をつける大菊の数咲きをはじめ、中菊の古典菊や子菊懸崖、盆栽などの部門があり、それぞれの部門で「華やかさ」、「繊細さ」、「ダイナミックさ」などが競われ、錦秋の弥彦を彩ります。中でも三万本の挿芽小菊で毎年テーマを変え作られる大風景花壇は圧巻で、観菊者の目を惹きつけ名物となっています。
また、弥彦神社の外苑に位置する弥彦公園のもみじ谷では、真っ赤に彩られた紅葉と朱色の観月橋とのコントラストが美しく、1年で最も美しく季節を迎え、人気のスポットとなっています。
【大風景花壇の作業】
新潟県菊花連盟の皆さんが作られる大風景花壇。毎年10月中旬から作業開始し、彌彦神社手水舎前の約60畳の敷地に土作りや土盛り、小菊の挿し芽や花摘みなどを行い、大風景花壇が出来上がります。
約3万本の小菊挿芽は全て会員の皆さんが持参し、赤色、白色、黄色などに色分けされ摘み取った花や青葉などを手作業で土に挿していき、さらに、テーマとなる特徴に工夫を凝らしながら、丁寧にきれいに、演出しています。
このように会員の皆さんによる永年の経験と巧みな手作業により、一本一本丁寧に挿し芽を植え込む努力があってはじめて、見事な大風景花壇が完成します。