春の弥彦

        

見頃:4月初旬~5月初旬

弥彦の桜は、4月初旬からの染井吉野に始まり、5月にかけての八重桜に至るまで花期も長く、里桜の品種が揃っています。彌彦神社の外苑に位置する弥彦公園(都市公園)では、淡紅白色に彩られ、埋め尽くされた桜が美しく、お花見の大人気スポットとなっています。質が豊富なことで全国的に名高い見事な桜をぜひともご覧ください。

湯かけまつり

湯かけまつり2湯かけまつり1

毎年4月上旬開催 桜まつりも同日に開催

幾千年の昔から沸き出ずる霊泉である湯神社より戴いた神湯を青葉で浴び、無病息災、開運厄除、商売繁盛、学業成就などを祈願する行事です。 勇壮な木遣りにあわせて湯曳き車とともに温泉街を練り歩きます。

国重要無形民俗文化財 大々神楽

国重要無形民俗文化財 大々神楽

4月18日開催

国重要無形文化財に指定され、彌彦神社に伝わる古式豊かな舞楽「大々神楽」。舞殿にて全13曲が奉奏されます。
彌彦神社は昔から、越後国随一の大社、格調高い古式として、朝廷、歴代の幕府、地方豪族、武将をはじめ広く地方民衆の篤い崇敬を集めてきた社で、今でも古式豊かな舞楽が保存されています。
昭和53年5月22日に国重要無形民俗文化財に指定された「大々神楽」は彌彦神社に伝わる舞楽でも7曲の稚児舞と6曲の大人の舞より構成され、新潟県に古くから伝わる舞楽のなかでも代表的な一つにあげられています。
この大々神楽の全13曲が奉奏されるのは年に一度、妃神様のご例祭日に当たる4月18日だけで、当日は大祭に引き続き舞殿で約5時間にわたり奉奏されます。また、昭和63年より、かがり火に映しだされた舞殿で7~8曲を選定して夜神楽として午後7時より奏奉されます

詳しくはこちらのページをご覧ください。

●大々神楽

  • 地球楽    大人面舞一人
  • 戟舞    稚児舞四人
  • 弓の舞    稚児舞四人
  • 陵王    大人面舞一人
  • りん河    稚児舞四人
  • 安摩    大人面舞一人
  • 神面    大人面舞一人
  • 二の舞    大人面舞一人
  • 児納蘇利    稚児舞一人
  • かん珠    稚児舞四人
  • 抜頭    稚児舞一人
  • 大納蘇利    大人面舞二人
  • 泰平楽    稚児舞四人

●小神楽

●神歌楽・天犬舞

弥彦山開き

毎年4月上旬開催

観光シーズンの幕開けを告げ、賑やかに春を呼ぶ弥彦山開き。
近隣の山岳会並びに一般参加者の皆さんは、彌彦神社拝殿にてお祓いを終えた後、弥彦山の登山道口でテープカットを行い、登山を開始します。登山道は綺麗に整備されています。春風さわやかな弥彦山に一緒に登りませんか。

弥彦山登山のご紹介はこちらのページをご覧ください。

矢作里神楽

矢作里神楽

里神楽は神霊を慰め奉り神霊の納受を得て、神霊の降臨を仰ぎ、祭祀における神に接する目的を助ける神事です。
古典に天照大神(あまてらすおおのかみ)が天岩屋にかくれました時に諸神を天安川(あまのやすかわ)の河原に神集(かみつどい)、神議給(かみはかり)いと天宇賣命(あめのうすめのみこと)を岩屋の前に舞はじめた神楽舞の神事から発せられたと信じられているのです。
■宮清祓(みやきよばらい)
この舞は「まがこと」を祓い罪や「けがれ」を除いて身も心も清浄純潔を表すことを意味しています。
■地久楽
仁徳天皇の御仁政に四民安楽、大宮人等は歓喜のあまり天長地久と舞って祝福したものです。
■田の神
田植えの時に舞った舞で豊年を祈念するものです。田打(耕)、種蒔、刈取りを表現しています。
■真苗(まない)
姫の大切な宝のまりを下郎が取ったが、それを神様が取り返して姫の元へ納めるものです。
■天河(あまがわ)
天宇受賣命(あめのうずめのみこと)に事よせた女神のしとやかな舞で、拍子は「天河の曲」といって落ち着いた静かな曲です。
■事代主(ことしろぬし)
釣遊(つりあそび)の舞で大国主命と恵比寿様の組合せで海幸(うみさち)山幸(やまさち)の物語に事よせて面白く舞遊びます。
■久奈戸
祓戸神(はらいとかみ)が身そぎ祓をして種々の邪神(まがつかみ)を祓い給う舞です。
■神勇(かみいさみ)
足名椎(あしなづち)手名椎(てなづち)が須佐之男命(すさのおのみこと)から大蛇を退治していただき、又櫛名田比賣(くしなだひめ)を妻にもらっていただき、非常に満悦の境に達しよろこび勇み給う表情です。一人舞でも老夫婦のよろこびを表現するものです。
■出雲開き(いづもびらき)
須佐之男命が国土を天降って出雲に現れ給い、英雄神としてのお働きを舞として表すものです。
■鹿島(かしま)
鹿島の神即ち武甕槌神(たけみかづちかみ)が天孫降臨に先立って、国土を平定された古事にちなみ大刀を持って舞う舞いで、後日の日本武尊の草薙の手振りを加えて舞う仕組みです。
■道行(どうきょう)
天智天皇の御代に新羅(しらぎ)の僧道行が草薙の宝剣を盗み去ろうとしたが、神威が高いために遂にその目的が達成出来なかったと言う故事から来ている舞です。
■四神(ししん)
彌彦神社の稚児の舞を形どった子どもの舞です。
■鏡造(かがみづくり)
伊斯許理度賣命(いしごりどめのみこと)は鏡を鋳る石型を作り、最初の鏡は意に満たぬ所から、二度目に鏡に鋳られた鏡を奉納した。その故事と喜びを舞います。

詳しくはこちらのページをご覧ください。

奉納 盆栽展(彌彦神社内)

奉納 盆栽展(彌彦神社内)

4月29日~5月5日開催

日本盆栽協会弥彦支部会員の日頃丹精にこめて育てられた銘品盆栽が厳選され、展示されます。彌彦神社社殿と自然景観とに相まった盆栽技術の素晴らしさをご堪能ください。

日本鶏品評会(彌彦神社内)

日本鶏品評会(彌彦神社内) 日本鶏品評会(彌彦神社内)

5月4日・5月5日開催

国の天然記念物に指定されているトウマル・オナガドリ・シャモなど17品種の日本鶏を保護育成する目的で組織されている彌彦神社日本鶏の会主催で開催されます日本鶏品評会。
この品評会に併せて長鳴鶏の鳴き合わせ会も、4日の午後と5日の午前に催されます。