2015年8月の彌彦神社御遷座百年奉祝行事「相撲場開き」の際に、横綱日馬富士関、大関照ノ富士関と、角界を代表するモンゴル人力士が村を訪れました。この際に二人の力士から「母国モンゴルと日本の懸け橋になりたい」という思いを伝えられたことが、交流を始めるきっかけとなりました。
2015年11月には、ヤホールで「弥彦モンゴルフェア2015」を行いました。モンゴルの伝統的住居「ゲル」の展示やモンゴル書道展、写真展などにより、モンゴルの文化を感じていただく機会となりました。11月15日のオープニングには駐日モンゴル国大使館のソドブジャムツ・フレルバータル特命全権大使からご臨席いただいたほか、会期中は1万人を超える来場者でにぎわいました。
また12月には、新潟県国際交流員インドラさんによる弥彦中学校での国際交流出前講座、2016年の4月28日には、友好協会設立総会に先立ちフレルバータル大使が弥彦小学校を訪れモンゴルの文化を紹介するなど、村の子どもたちがモンゴル国への理解を深める機会を設けてきました。
弥彦村では、新潟県・新潟市・長岡市・燕市・五泉市と共同で、「モンゴル・新潟交流促進プロジェクト」を取りまとめ、2016年1月に2020年東京オリンピック・パラリンピックの「ホストタウン」として登録されました。その年の4月19日にはパラリンピックのアーチェリー選手団が燕市を訪問し、その後役場と彌彦神社へ立ち寄りました。彌彦神社では弓道場を見学し、弓の試し射ちを体験しま した。
2016年8月、弥彦村は、モンゴルのトゥブ県エルデネ村との友好都市協定を締結しました。エルデネ村は首都ウランバートルから車で1時間20分ほど、約60キロ東に位置するエルデネ村は、人口約3,700人、面積は弥彦村の約320倍の約8,040㎡に及びます。チンギスハンゆかりの地とされ、高さ約40mの世界最大のチンギスハン像や、モンゴル帝国があった13世紀を再現したテーマパークなどがある村です。
近年、日本とモンゴル国の関係は、政治・経済・文化・教育・スポーツ・人的交流などあらゆる分野で結び付きを強めております。
2016年4月28日、今後一層、モンゴル国と弥彦村との交流推進について、地域を挙げて取り組んでいくため「弥彦モンゴル友好協会」を設立しました。
2015年8月に彌彦神社御遷座百年記念事業として、大相撲伊勢ヶ濱部屋の横綱・日馬富士関による土俵入りをはじめ、大相撲の最高峰が勢揃いした相撲場開きの奉祝行事が行われました。
大相撲伊勢ヶ濱部屋にはモンゴル国出身の横綱日馬富士関、大関照ノ富士関が所属していることもあり、モンゴル国との相互理解を深めるため、「弥彦モンゴルフェア2015」を開催し、10日間の期間中、1万人を超える多くの皆様からご来場いただきました。
今後一層、モンゴル国と弥彦村との交流推進について、地域を挙げて取り組んでいくため「弥彦モンゴル友好協会」を設立するものです。