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企画展

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木村直広 日本画展-青を辿る-

作者からのメッセージ

幼い頃に水族館で見た、青い世界を優雅に泳ぐ生き物たちに心惹かれ、海に広がる物語を描いています。今回の展示では、ウミガメを主人公に、旅の思い出や出会った友人、風景を紹介いたします。院展出品作をはじめ、県展や藝展出品作も一堂に展示いたします。(木村直広)

弥彦の丘美術館
《溢れゆく燈》

会 期

2025年8月23日(土曜日)~9月28日(日曜日)

開館時間

9時~16時30分

展覧会の見どころ

若き感性と独自の色彩感覚で描かれた日本画

木村先生は1993年生まれで、新潟市在住の日本画家です。2017年~2025年日本美術院入選、2024年藝展新潟市長賞、2024年クルーズ客船飛鳥Ⅲアート公募展グランプリ受賞、2025年県展未来賞受賞など、若手日本画家のホープとして活躍しています。  
海の生き物をモチーフとして描いていますが、その理由は幼少期に祖母と水族館に行ったとき、優雅に泳ぐ魚が空を泳いでいるような不思議な感覚が鮮明な記憶として残り、それから海の生き物が好きになって、描くようになったとのことです。

作品《ひそむかがやき》では、魚の顔を可愛くすると絵が緩くなるので、少し怖めにきりっとした感じで描いています。魚が泳ぐ周りには貝殻やヒトデを配置して、生き物がどんなところで暮らしているのか、見る人に想像してもらえるような構図となっています。また、色彩では魚の色は一色でなく、何種類かの色を点描して優雅さや美しさを表現しています。ひれの部分は、日本画の特徴を活かし、色を重ね塗りすることで下の色が透けるように表現しています。

日本画というと、花鳥画、美人画などをイメージする方もいますが、近年は自由な発想で描く作家が増えています。若い感性と独自の色彩感覚で描かれた木村先生の作品をご覧ください。

弥彦の丘美術館
《ひそむかがやき》

作品解説会

2025年8月31日(日曜日) 木村直広氏(日本画家)  9月21日(日曜日) 横山秀樹氏(美術評論家) いずれも13時30分~

ギャラリートーク

9月6日(土曜日)13:30~
永吉秀司氏(新潟大学准教授)・本田貴哉氏(日本画家)・木村直広氏(日本画家)


 

多くの皆様のご来場をお待ちしております。

お問い合わせ

教育委員会/社会教育課/社会教育係

電話番号:0256-94-4311
メールアドレス:bunka@vill.yahiko.niigata.jp